縛られた女：『あぁ...神様...』

覆面の男：『神などいない』

などという妄想をしていて、ふと気付けば夜中です。
シンペン、ジグミノー、ロングロッド、考えることが沢山あって今日も眠れそうにありません。

ワカサギカラーとウグイカラーがあって、～20gくらいでちょっと深めのレンジを引けるシンペンとかジグミノーってどっかにないですかね。

ロッドレングス × ルアーウェイト × スイングスピード ＝ 飛距離

花山薫の『握力 × 体重 × スピード ＝ 破壊力』に飛距離を当て嵌めてみたタイトルですが、飛距離というのはグッさんと僕にとって常にプライオリティの高いテーマですので、ナインテールマターとして、ドラスティックな飛距離というエビデンスを得るためには、、、

ビジネス横文字を並べるだけで、一気に頭の悪そうな文章になって面白いですね(笑)
それぞれの意味合いと使い方が合っているかどうかより、自信満々で言う勢いが面白いんですよねこういうの。

ジグミノー

これも、巻き感が無さ過ぎてかなり苦手な部類のルアーなんですけど、湖のトラウトをやっつけるためには持っといた方が良さそうな気がしてきましたよ。
雰囲気とかその気になるってすごい大切ですからね。

メインになるサイズが9cm～/20g～ってところっぽいので、ラインシステムはPEの1.5号＋リーダー20lb.あたりかなーと思うんですけど、ルアーとラインの具合を考えるとロッドも9ft超が欲しくなってきますよね。
10ft超えてもいいかもです。
国道側でそんなん振り回したら...どうしましょうカッコ良すぎですよ(照)
釣れる/釣れんは別にして、ものすごく突き抜けた猛者感がバンバン出そうでヤバいです。

残り少ないサクラのシーズンは、しつこく通うと宣言したばっかりなのに。
ルアーどころかそれ用のロッドまでチラつき始めましたよ。
6月中にもう一回中禅寺行きたくなってますどうしましょう。

バイブレーション

といえば、僕の中ではグッさんが投げてるルアーって感じなんですけど、遠投効くし色んなレンジ引けるし、湖とか本流で強めの釣りしたいときにはもってこいのルアーですよね。

自称トラウティスト(笑)の僕が使えそうな(使っても許してもらえそうな)バイブってことで今まではヴィブラ使ってたんですけど、アレってロストの激しいバイブの割には結構お高いんですよね。
近場の釣具屋で買えるところも無いし、釣れるのは釣れるんですけど今一つ思いっきり攻めれんというか。

などと考えつつ仕事帰りに近所の釣具屋寄ってみたら、使えそうなやつを発見しました。

http://www.biovex.jp/biocruise11_scout70vibration.html

70mm/15gでイイ感じのカラーがあって値段が1,000円以下なら、スプーンと同じような感じで使えそうですよね。
ここぞってところはヴィブラ投げて、他はコレ投げるとかすれば、まさにHigh&low！
ヴィブラがF-15でこれがF-16、もしくはヴィブラがF-22でこれがF-35、もしくはヴィブラがF-14ならばこれがF-18、ロシア製で例えるとヴィブラがSu-27でこれがMig-29。
我ながら分かり易い説明。


そういえば今年は殆どサクラ行ってませんが、遠征も終わったし6月半ばまではしつこく通ってみます。

シンペン

ちょっと買い足してみようかと思っております。
が、別にこないだシンペンで釣れたからってワケじゃないですからね。

こないだの遠征は定石通りにほぼスプーン投げてたんですけど、きっちりかけ上がり攻めると数投に1回は根掛りして、更にそのうち半分はメインのラインごとゴッソリ持ってかれるんですよ。
いくらスプーンの単価が安いとはいえ、結構な頻度でロストするとそれなりに凹みますよね。
ましてやメインのラインまでごっそり持ってかれるとなると、予備のスプールは当然ですけど予備ラインまでしっかり持ってかないと...ってことになるんです。
もちろん攻め方が下手、腕が悪いってのは大前提で、それらを踏まえたうえで、ですよ。

となると、ミノーで攻めればロストする確率も減るんじゃね？と単純バカな僕は思ってしまいますが、そうなると今度は飛距離が物足りないんですよね。
シュマリの110あたりも川で投げてる分には十分飛んでる感があるものの、湖で投げてみると飛距離の目安となる対象物が無いからか、全く飛んで無いような気がしてきたり。
ロスト怖いからってミノー投げるようじゃ、そもそも釣る気あんのかてめぇこのやろうインチキ釣り師の腐れナルシストめ！って話しなんですけどね。

まぁ、ガタガタ抜かさんでもスプーン投げて表層引けや(笑)の一言で済む話しですが、まぐれとはいえ一匹釣れたし、ミノー以上に飛距離も出るし、好きなレンジ引けるし、シンペンって結構イイかも！と単純な僕は思ってしまったわけです。
既に実績上げられている方からすれば、何を今更...ニワカめ！ってところでしょうけどね。
雑誌とかネットで読んだり見たりしても、自分で実感するまで分かりませんねやっぱり。


長々と書きましたが、一匹釣れたから他のも欲しくなったって事ですわ。

レイク釣れました

今回の中禅寺遠征は、北陸本部からはナッキーさんと僕、北関東支部からはのりのりさん、3人で征って参りました。
結果としては土曜朝一の一匹だけでしたが、初めて行った場所でそこそこのサイズが一匹釣れただけでも良しでしょう。

オッサン3人のキャッキャウフフな様子なんかを克明に記したところで誰も喜ばないと思うので、その辺りはバッサリ端折りますね。

今シーズン中にもう一回は色々と厳しいと思うので、次回はまた来年ですね多分。
次は秋に犀川遠征の予定です。

そうそう、この中にオカマ野郎が一人混ざっているんですけど、皆さん分かりますかね(笑)

そろそろ

征って参ります。
立派に戦ってきますよ。

旅のしおりも

ナッキーさんが準備してくれて、タイムスケジュールも完璧です。
あと8時間後には日常からランナウェイですよ。
仕事どころじゃないですってマジで。

刃牙道

1巻買ってみました。
柴千春と鎬昂昇、加藤清澄あたりが好きなキャラなんですけど、 前編ではほとんど出てこなかった鎬昂昇が、今回は出てくるような雰囲気ですので楽しみです。

もしかして、試合中やらトレーニング中に欠伸が出るってのは、釣りの最中に欠伸が出てしまう最近の僕の症例と被ってますかねもしかして。
退屈しとったのか...なるほどなるほど...でもまぁそれも週末までの我慢です。

ドンコ

こないだ採ったドンコですが、冷凍赤虫も食べるし生餌のヌマエビも食べるし、イイ感じに馴染んできたようです。

もっとモリモリ生餌食べてくれるようになればガサガサのやりがいもありますが、もうちょっと時間かかりそうです。
前に飼ってたのは警戒心が強かったのか、目の前で餌を食べることはほとんどなかったんですけど、今回のはなかなかの捕食シーンを見せてくれます。
やっぱ肉食魚飼育の醍醐味は捕食姿ですよね。

『アメリカン・パイパイパイ！ 完結編 俺たちの同騒会』

(C) 2012 Universal Studios. All Rights Reserved.

原　 題　：　AMERICAN PIE:REUNION
監　 督　：　ジョン・ハーウィッツ、ヘイデン・スクロスバーグ
製　 作　：　ポール・ワイツ、クリス・ワイツ
出　 演　：　ジェイソン・ビッグス、アリソン・ハニガン、他
制作年　：　2012年
制作国　：　アメリカ
時　 間　：　113分
公式サイト　http://good-pie.com/

＜あらすじ※MovieWalker/ストーリー紹介より抜粋＞
イースト・グレート・フォール高校卒業から13年後。ジムは同級生だったミシェルと結婚し息子を授かったが、この頃セックスレスとなっていることに悩んでいた。そんな折、ケヴィンから1999年度卒業生同窓会開催の知らせを聞き、ひと足早く集まって仲間内で盛り上がろうという提案に食いつく。これをきっかけにミシェルとの愛を再燃させようと思っていたが、実家に帰省したところ、高校時代に面倒を見ていた隣家の娘カーラと再会。18歳になったカーラは無邪気になついてきて、ジムはつい胸を高鳴らせてしまう。その日の夜、親友のケヴィン、今はロサンゼルスでスポーツキャスターをするクリス、世界中を気ままに旅しているフィンチ達かつての仲間と再会。期せずしてトラブルメーカーのスティフラーとも鉢合わせてしまうが、その夜は盛大に盛り上がる。翌朝、ジムは実家のキッチンで下半身剥き出しのまま寝ており、昨夜のことを覚えていないという失態に気付く。一同はビーチへ繰り出すが、そこでクリスは高校時代の恋人ヘザーと、ケヴィンもヴィッキーと出くわし、ざわざわした思いが広がる。さらに夜のパーティではジムがカーラと顔を合わせ、彼女を家まで送ることになる。酔っぱらっていたカーラは服を脱ぎジムを誘惑。なんとか無事家まで送ったものの、ミシェルに対して申し訳ない気持ちになる。そして同窓会前夜はスティフラーの家でパーティが開かれた。ミシェルとの思い出の場所ということで期待が膨らむジムだが、大騒動が巻 き起こる…。
http://movie.walkerplus.com/mv53932/

シリーズ完結編ということで、今まで全作観ていた(はず)ので借りてみました。
まぁまぁ分からんでもない。
分からんでもないんですけど、こういうの観たかったわけじゃないんですよ。
未だに大人になりたくない症候群を発症中の僕には、ちょっと辛い内容でした。

電話

au（KDDI）は2014年夏商戦に向けてスマートフォン6機種を発表した。新機種には国内では珍しい「ガテン系」スマホが含まれており、ハードスペックなスマホを好むファンの間で話題になっている。
ガテン系として注目されているのは、京セラ製「TORQUE（トルク）　G01」。トルクは米国で業務用スマホとして発売されている。国内ではSIMフリー端末として今年に入って発売されたが、国内キャリアとしてauが初めて取り扱いを開始する。
※J-CASTニュースより転載　http://www.j-cast.com/2014/05/16204782.html

http://www.au.kddi.com/mobile/product/selection/torque/?cid=01202-31781

米軍の軍事規格もクリアしたとかなんとからしいので、出たらとりあえず機種変してみますね。

のりのりさんからの嫌がらせメール

先週末は風邪のせいでリビングデッドになってたんですけど、そんなかわいそうな僕に、日曜の朝からこんな画像を送り付けてきた人がいるんですよ。

どうしようもなく昂ぶったので新作持ってグッさんと振ってきたら、むっちむちに肥えたニゴイが釣れました。
ニゴイ狙いだったので、まさに狙って釣った！って感じですよ。
負け惜しみじゃなくてね。

さて、今週末はいよいよ中禅寺湖遠征です。
朝一はトップかミノーで70くらいのブラウン釣って、その後はジグかスプーンで80くらいのレイクを釣る予定です。

The Extra Ordinary “Nihilismo” 2nd

街中オマエのウワサで持ち切り！的な例のヤツが完成しました。
今回も凄いカッコいいでしょうこれ(照)

東北の某社さんとか長野の某社さんとか九州の某社さんとかザウルス残党の各社さんとか、トラウト用ベイトを出しているところは沢山ありますが、僕らんとこのが正直一番カッコいいです(白目)
ちなみに、世田谷の某社さんとこはカッコいいので比較対象外です。

前作と長さは同じですがブランクのテーパーが違って、リヤグリップも4cmばかし短いです。

おのずとリールシートの位置も下がるので、ガイドの個数も+1個して11個乗せてあります。

フォアグリップは前作と同じものを使ってますが、ナットの形状を少し変えてみました。

参考までに、ガイドは　5.5 - 5×5個 - 6 - 8 - 10 - 16(逆付)　というセッティングです。

ロゴにはクラブ名も入れてあります。

黒と紫と白の組み合わせが、予想以上に良い塩梅になりました。

全体のカラーが黒＋紫＋白ということで、更に往年の空冷四発テイスト＋ロックな雰囲気が出せたように思います。

あとは釣るだけです...釣るだけなんです。

Not broken mind, Not shaken style

so4さんから昂ぶらせてくれる写真がまた届きました。

トランを水面で動かしてたらドカーンと出たらしいですよこれ。
このタックルでこの釣り方で昂ぶらない人がいたとしたら、きっとその人はオカマ野郎ですね。

電話とかラインシステムとか水槽とかスベタとか

■電話のお話し
愛用しているIS11CAにも飽きてきたので機種変でも～と思っても、G'zOneの新しいのって出てないんですよね。
生活防水の機種はあっても、耐衝撃かつ強めの防水機種って他に無いので困ってるんです。
他にこれといって魅力的な機種も無いし、どうしたもんですかね。
無難にiPhone持っとけって話しですか。

■ラインシステムのお話し
今までは1号＋16lb.ってのが標準やったんですけど、去年から0.8号＋12lb.というのも使いはじめたらすこぶる調子が良いです。
底を取るようなルアーは殆ど使わなくなったので、今度からは0.8号＋12lb.を標準にして、0.6号＋8lb.～12lb. あたりを試してみたいと思います。
細いPE使いたいならスピニング使えばー？などという無粋なツッコミは無しでお願いします。

■水槽のお話し
45やと物足りんし、90やと手入れがめんどいし、やっぱ60がほどよく遊べて手入れも楽チンですよね。
岩を積み上げた水槽作ってみたいです。

■スベタのお話し
Weblio辞書から転載
http://www.weblio.jp/content/%E3%82%B9%E3%83%99%E3%82%BF

すべた
別表記：スベタ

不美人な女性を罵っていう語。一説にはスペイン語「espada」に由来するという。ちなみに品行のよくない女を言う「ずべ公」は、「ずべら」に由来するとされる。「売女」や「ビッチ」などのように女性を強く罵る意味で用いられる語。

ちなみにスペイン語のespadaは、刀剣とかの意味らしいです。
ブスを罵る言葉の語源が刀剣って意味とは。

掃除してガサガサ

ぬくなったら掃除しんといかんなーと思いながら出来てなかったのが、やっと昨日できました。
やりはじめれば小一時間で綺麗になるのに、はじめるまでが億劫なんですよねこういうの。

キレイにして↑の画像を撮った後、近所の用水路(というかドブですが)にドンコ採りに行ったんですけど、今が産卵時期なんですかね。
抱卵したデカいのは何匹かいたんですけど程よいサイズのが見当たりませんでしたが、なんとか5cmくらいのを採取できました。
今までにも何回か書きましたが、このドンコが採れるポイントにドジョウもいるんですけどサイズが凄いんですよ。
15cm超は普通で、昨日は20cm近いのいましたよマジで。
ラパラのF18くらいありましたからね。
画像が無いと何とも信憑性に欠けるので、今度採って画像に収めたいと思います。

抜×虎のコンサートに行ってきました

先週末の話なんですけどね、グッさんと行ってきましたよ。
到着したころには、プラムクレイジーズも抜×虎も出番終ってましたけどね！
スタークラブ観てダイブして帰ってきましたわ。

当日来ていたスタークラブファンの皆さん、スタークラブは観たことが無かったどころか聴いたことすら初めてだったくせに、さも『ガキん頃から聴いてたゼ！』みたいな顔してダイブ連発してしまってすいませんでした。

最前列にいた女の人、ダイブした時にブーツのかかとを脳天に直撃させてしまってすいませんでした。

2列目くらいにいたふくよかな女の人、ダイブしたそうに見えたので持ち上げようとしましたが持ち上げることができなくてすいませんでした。

次回作というか

ほぼ1年前から妄想し始めて、やっとグッさんに組立のお願いをしました。

ニヒリズモ 2ndということで、88のブランクにガンメタルチタン＋ゴールドジルコニアリングのガイドという組み合わせは前作と同じですが、ブランクのパワーを1段階落としたのと、ガイドセッティングもかなりライトな方向に振ったセッティングにしてあります。
スレッドも同じように黒＆紫基調ですが、これも微妙にパターンを変えてありますので、使い分けは出来るはずです多分。

遠征に間に合うよう急いで組んでくれているので、初振りは中禅寺になりそうです。
いきなり釣ってしまいそうで怖いわ。

僕が蛇と戦闘(たたか)っている間に

so4さんから画像が届きましたよ。

釣る人と釣らん人の差って...
『釣れん』じゃなくて『釣らん』と言ってしまうあたりに、何らかの原因がありそうな気は薄々感じてます。


そろそろ、出勤前に河原で自己陶酔に耽るという遊びでも始めますかね。

蛇と対決

デカいの出だしたよ！というウワサを聞いたので、ナッキーさんと調査に行ってきました。
今まで見た中で最大級のやつが居たので捕獲してみましたが、180cmくらいはあったと思います。

頭を掴んでいる左手をよく見てみると、首の辺りを抑えているだけで頭部はそこそこフリーの状態ですよね。
この写真撮った直後、首に巻こうとしたら親指咬まれましたわ。
哺乳類と違って細いけど鋭くて長い牙やったので結構血が出ましたが、弾から弾頭取り外して炸薬でジュッっていう例のアレで止血しときました。　ワーォ！ワイルド！！
嘘ですけど。

あとあれですね、ヘビは無臭と思っていたのですが、尻尾をつかんでいた右手がすんごい臭くなりました。
wikiで調べてみたら、『危険を感じると総排出口から臭いを出す』ということが書いてあるじゃないですか。
どうりで臭かったはずですよ全く。

今度は頭部の保持の仕方と臭汁に気を付けて、もっとデカいヤツを捕獲したいと思います。



釣りに行ったけど激濁りで釣りにならず、うろうろしてたらヘビがいたのでちょっとふざけてみました。
という訳ではなく、今回はハナからヘビ目当てで出掛けてたのでお間違えの無いように。

揺れる女

チュートリアル徳井がTVで言ってたんですけど、揺れる女の人っていますよね。
何か喋ったり食べたりした後に、顔の中心部を軸にして揺れるというか何というか。

あれが僕苦手なんですよ。
更に、ワザとらしく口角を上げたアヒル口だったりすると、もう完璧アウトです。
まぁ僕みたいな気持ちの悪いヤツにアウトとか言われたくないでしょうけどね。

2:03からと3:21からを見てもらえれば、どんな感じか分かり易いと思います。

しかしあれですね、『揺れる女』でググってみると結構な数がヒットするんですね。
皆さんはどうですか？揺れる女。

昔話のアレンジ

娘ちゃんに聞かせてやろうと思って桃太郎をベースに考えてみたのに、嫁に速攻で却下されました。

†††††††††

おじいさんとおばさんが川で見つけた桃を家に持ち帰って鉈で真っ二つに割ってみると、中には男の子が入っていました。
桃を割る時に一緒に切れてしまったのか、男の子の左腕は肘から下が千切れた状態でした。
慌てたおじいさんとおばあさんは、千切れた左腕の代わりにベイトロッドを括り付けました。
※桃太郎は右巻きなのです。

左腕がベイトロッドという障害にもめげず、桃太郎はすくすくと成長して村一番のイケメンになりました。
桃太郎が17歳を迎えた誕生日の夜、おじいさんとおばあさんへの恩返しに鯖を釣りに出掛けると、海岸でうなだれる浦島太郎(既に年寄化)に出会いました。
浦島太郎の話す竜宮城の、昼夜問わず繰り返される、おどろおどろしくいかがわしい、淫靡で倒錯した狂宴の話しに、桃太郎はすっかり夢中になってしまいました。

気が付けば朝マズメも過ぎて日が昇り、桃太郎はおじいさんとおばあさんの待つ家に帰ることにしました。
家に着く寸前に、浦島太郎との話に夢中になってしまって釣りをしなかったことを思い出しましたが、生まれながらのお調子者である桃太郎は、作り笑顔で玄関の扉を開けました。

 『あー、鯖釣りに行ったら不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまったぜ！』
...などど意味の分からない事を言いつつ、物音がしないことと僅かに漂う異臭を不審に思いながら、玄関から続くリビングに入ってみるとそこには！

なんということでしょう！
桃太郎が留守にしていた夜の間に鬼が押し入り、おじいさんとおばあさんは惨殺されていたのでした！

頭部は鈍器のようなものでメッタ打ちにされたのか、顔面が潰れた状態で胴体と切り離され、腹部は切り裂かれて臓物が零れ落ち、腕や脚は肉が喰い散らかされた跡までありました。
どっちがおじいさんで、どっちがおばあさんなのかはもはや区別がつきませんでした。
壁や床、天井は血と肉片が飛び散り拭いつけられ、それらはテラテラと粘着質な輝きとともに、血液と未消化の食物、糞便が入り混じった臭いを放っていました。

キッチンの鍋には火がかけられ、毟られた臀部とどの部位か分からない肉塊が煮込まれていました。
滲み出た脂はアクとなって膜を張っていましたが、それを掬う人は誰もいません。
桃太郎のお気に入りだったロフトには、二人の手がつながれた格好で置かれていました。
風呂場にも、トイレにも、おじいさんの一部やおばあさんの一部が飾られ、捨てられ、叩きつけられていました。
玄関以外全てが極彩色の満艦飾、狂気の展覧会でした。

『ぐへっ、ぐへへへへへへへへへへっ　うひひひひひひひひぃぃぃぃぃっ！』
惨状を理解できない桃太郎は気が触れてしまい、着ていたものを脱ぎ捨てて奇声をあげながら、おじいさんとおばあさんだったモノが散らばる家中を、窓から差し込む清々しい朝日を浴びながら、断末魔の爬虫類の如くのたうち回るのでした。

3日めの晩、腐臭が立ち込める部屋の中で正気を取り戻した桃太郎は、頭の奥に疼きと痺れを感じながら、浦島太郎への復讐を誓いました。
桃太郎は、話の長かった浦島太郎を恨んだのです...！

†††††††††

この後、幼馴染の金太郎と浦島太郎の家にカチ込んだものの、自分が間違っていたことに気付いて浦島太郎と和解するくだり、伝説の武具と浦島太郎を若者に戻す秘薬を探し求めて、人喰い族が支配する暗黒大陸で繰り広げられた大冒険、雌鬼との敵味方の壁を越えた愛憎劇、きび団子よりもコッチじゃね？と一心不乱に粉末を吸引する姿に涙する、かぐや姫の一途な恋心、隠し持っていたドーナツを見つけられてしまい、金太郎に詰め寄られる桃太郎...色々な困難を乗り越えて鬼ヶ島に潜入して、ラストは死んでいく金太郎や一寸法師の屍を超えながら、『おじいさんとおばあさんのことかー！』と絶叫してラスボスである赤鬼と刺し違えるという、壮大なスペクタクル巨編を考えていたんですけどね。

まぁ却下されたものはしょうがないので、次は『プリキュアオールスターズ☆　喰うか食われるか！喰人一家と全開バトル！？』でも考えてみます。