2015-06-21

6月も後半になり

歴史に名を残すような人物や、テレビや紙面に出ている著名人や有名人、職場の上司や先輩、そして僕もあなたも、人間一人の生涯などは、広大な全体とその流れを俯瞰で視渡した時には、たいして意味も価値も持たないものです。
産まれて(スタート)死ぬ(ゴール)というルールは皆平等で、その人にとっての山や谷も、離れたところから視てみれば極僅かな凹凸であり、更に単純化すると短い1本の直線か1つの点といった程度です。

そんな生涯をなんとか愉しむための選択肢のひとつとして、僕は釣りを選びました。
虚仮威しの大げさな言葉を並び立てて、釣りという行為に没頭し、生涯に意味付けを行い、価値を見出しております。
何かに没頭する行為と意味付けという考え、それら自体がそもそも意味を持たず、価値の無いものだと分かっていてもです。