オキアミとか虫餌も考えたんですけど、今回もいつも通りにガサガサで採取したスジエビとテナガエビを餌にして、土曜日の晩にグッさんと行ってきましたよ。
僕は12尺ののべ竿で電気浮き仕掛けと脈仕掛け、グッさんは57のショートロッド(ベイト)に電気浮き仕掛けという、本気で今どきのアジングやらメバリングやらをやってる方々から叱られそうなタックルです。
でもまぁ、これもある意味ベイトフィネスですよ多分。
最初に入った漁港はアタリすらありませんでしたが、次に入った漁港は小さいけど結構釣れました。
どっちも10cmくらいですかね。
最大でも15cmあるかないかという小物虐めに近い釣果でしたが、小さいながらも消し込まれる電気ウキや糸鳴りさせて持っていくアタリは面白かったです。
で、今回もちょっとしたドラマが2回ありましたよ。
1回目は、グッさんが急にウンコしたくなったからコンビニ行ってくるわ!ヤバい!限界!と言い残して車に飛び乗って行って、それを待っている間に竿を置いてタバコ吸ってたら竿ごと持ってかれた挙句、岸壁のスリットに潜られて獲れんかった魚が1匹。
魚の姿は全く見えんかったのですが、スリットに潜り込むあたりから想像するとクロソイかカサゴですかね。
ちなみにグッさんはコンビニまでもたんかったようで、道端に車停めてその陰でしたらしいです。
2回目は、朝マズメに1番デカいテナガエビ付けて岸壁の際に振り込んだら掛って、散々港の中を魚が走るのに合わせて行ったり来たりした後に、係留ロープに巻かれて獲れんかった魚が1匹。
こっちは目測60ちょいくらいで銀色の細長い魚体で、そこそこサイズのテナガエビをバックリ喰うような魚という事からフッコ(餌釣りなのでフッコと呼びたい)やったんかなと。
12尺の硬調じゃ限界がありました。
2回目のドラマの後、明るくなるまでやってましたが小さいメバルがバタバタ釣れるくらいで特に面白いことも無く、黒塗りのハイエースで颯爽と現れてビュンビュン勇ましいキャスト音を響かせる若者たちを、羨望の眼差しでひとしきり眺めてたらアナハゼが釣れ出したので、こそこそ逃げ帰ってきましたわ。
帰りの車中でグッさんは眠さの限界が来たのか、ビクンッ!...あれ?...よっしゃぁぁぁぁぁぁっ!...あれぇ??ってのをくり返していて、僕はといえばすれ違う対向車の運転手がみんな黒山羊の頭という状態でしたが、帰り道までそうやって愉しませてくれるグッさんは凄い人です。
生粋のエンターテイナーですよ。