2014-04-28

ネガティブな考え

先週の水曜から金曜まで出張に行ってたんですけど、裏日本の陸の孤島在住の僕は、新幹線乗換に越後湯沢駅を使うんですよ。
乗り換え時間が僅かなので、自由席に座ろうと走る人たちとか、短い乗り換え時間の間にタバコを吸おうと喫煙所に急ぐ人たちでホームはごった返すわけですが、その喫煙所で嫌な出来事がありました。

僕は一本遅らせた新幹線に乗るので余裕持ってのんびり喫煙所に向かったら、既に喫煙所の中はオッサンたちで混み合っていて、煙もくもくのオッサン・インフェルノだったんですけど、別に入る隙間が無いほどのすし詰め状態でもなかったので、嫌々ながらしょうがなくその中に入ろうとしたんですよ。

で、入口のドアに手を掛けて何となく横を見てみたら、喫煙所の外で堂々とタバコを吸ってやがる推定50代半ば~後半のオッサンが一人。 ※以下、オッサンAとします。
先に書いた通りホームはごった返しているので、子供連れの家族やらじいさんばあさんやらがそこら中に居ました。
それなのに、うまそうにタバコを吸ってるオッサンA。

風邪気味で体調悪かったので、そのイライラを解消する格好の標的発見!とばかりにオッサンAに詰め寄ろうかと思いましたが、もしそのままイイ感じに揉めて、まぁまぁ普通の流れで駅員もしくは鉄道警察がやってきた場合に、どう考えても見てくれやら言動やらで加害者扱いされるのはボクだということが今までの経験で予想できたのと、口で詰めてる間にヒザでモモを小突くのは一連の動作の中に入っているのですが、その程度でも先に手を出したのはコイツだ!などと騒ぐ腰抜けも居ることを思い出したので、その場はスルーしました。
でも本当は、<しました>というよりも<してしまった>のが正しいのかもしれません。

オッサンAを横目で見ながら喫煙所の中でたばこを吸っていると、もう一人別のオッサンB(見た感じはオッサンAと同年代)が現れて、喫煙所の中の込み具合と外でたばこを吸っているオッサンAとを見比べた後、どうしたかと思いますか皆さん。
やっぱオッサンBはその場でタバコを吸いはじめたんですよ。
しかも、オッサンAと何やら一言二言談笑した後にですよ。
いい歳してルールも守れず、他の人がやっていれば自分もやって良いと思ったんですかねオッサンBは。

それから暫くは、そんなクソ野郎たちに何で一言言わんかったのか、それとも一言言えんかったのか、どうすれば良くないことだということを分からせてやれたのか、そもそもこんなこと考えている時点で、周りの人に見た目はアレですが根はイイ奴なんですというアピールをしたかっただけの偽善者なんじゃないのか。
...などという考えが湧きあがってきて、何とも言えん気分になりました。

自由席待ち列に横入りしようとしたじいさんに『横入りすんな役立たず、年金やらんぞジジイ、人に迷惑かけるくらいなら死ね、今すぐ死ね』って言いながら線路に向かってトントン小突いて、『そこまで言う必要ないやろ』って注意してきたオッサンにも『そうやって甘やかすから調子に乗るんや、役立たずを処分して何が悪い、なんならオマエも死ね、今すぐ死ね』と、何の躊躇も無く言い切れた僕は何処に行ってしまったんでしょう。
歳とって丸くなってしまったんですかね。


クソッ、こんな気分になるくらいならばオッサン二人まとめてホームに落としてやれば良かった。
落とすときの決め台詞は、『悪いの悪いの飛んでいけー(笑)』で。

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