ゼークトの言葉だとか、エクヴォルトの言葉だとか言われてますが、随分前にオメガ7やったか東亜総統特務隊やったか…で読んだ時に、なるほどなーと感心した覚えがあります。
微妙に文言やニュアンスが違うのが何通りかありますが、↓のが一番好みです。
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人間は4種類に大別できる。
「勤勉で頭の良い者」
「怠け者で頭の良い者」
「勤勉で頭の悪い者」
「怠け者で頭の悪い者」
軍隊で一番必要なのは「勤勉で頭の良い者」
参謀に適任だ。
勝つ為の戦術を立案できる。
次が「怠け者で頭の良い者」
前線指揮官にすべきだ。
生き残る為に必死で的確な指揮をするだろう。
その次が「怠け者で頭の悪い者」
命令された事しかできないがそれで十分だ。
全ての障害を打ち倒す。
最後は「勤勉で頭の悪い者」
そういう奴はさっさと軍隊から追い出すか銃殺にすべきだ。
なぜなら間違った命令でも延々と続けてしまい、
気が付いた時には取り返しがつかなくなってしまうからだ。
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軍隊という特殊な組織ではなく一般民間企業という組織で考えてみると
①「勤勉で頭の良い者」
②「勤勉で頭の悪い者」
③「怠け者で頭の良い者」
④「怠け者で頭の悪い者」
という優位順になりがち(少なくともうちの会社では)ですので、「勤勉で頭の悪い者」のフリをして『すまねぇだ、おらぁ頭さ悪ぃから難しい指示はよく分かんねぇけんど、仕事は一生懸命に頑張っから多少のことは堪忍してけろ』などと、自己卑下気味に語りつつ不器用で真面目だけが取柄です!みたいなキャラを演じるに限ります。
そうすれば、
・頭が悪いと思われているので難しい(めんどくさい)仕事は振られない。
・自分のスキルよりも低ランクの仕事だけが振られる。
・低ランクの仕事なので仕事相手のレベルも自分より低い。
・自分よりも低レベルの人間が相手なので仕事に余裕が生まれる。
・余裕をもって仕事が出来るのでミスが少ない。
・ミスが少ないから相対的に(社内社外ともに)評価が上がる。
という流れが出来上がるわけですよ。
更に、会話とか目線のテクニックを駆使して立ち回れば完璧ですよね。
…と、ここまで書いてみて、自分の性格がここまで悪くなっとったことに驚きが隠せません。
ブラック企業の中堅そのまんまですねこれじゃ。
「活動的な馬鹿より恐ろしいものはない」 ゲーテ
「無能な味方よりも有能な敵のほうが役にたつ」 マキャヴェリ
「真に恐れるべきは有能な敵ではなく無能な味方である」 ナポレオン
しかし、バカとハサミは使い様とは言うものの…
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