昨日の夜、横で寝とった娘ちゃんがオェェェェェッと未消化のエノキやらご飯やらをスクリームしながら大量にヴォミットして、すっかり大人っぽいゲロするようになったなぁと日々の成長を感じながらなだめて寝かし付けて一頻り撫で回して、早朝からまた3泊4日で名古屋に出張来ております。
『ごめんよ娘ちゃん、サムライ(パパ)は戦(仕事)に行かにゃならんのだよ!』
などと、勘違いしまくった安めのダンディズムに酔いしれることもなく、誰からも見送られることも無いままに「Dawn comet(夜明けの彗星)号」こと社用車のPassoに搭乗して、北陸道~名神とOne-way ticketのKamikaze-driveしてきましたよ。
ところで、矢沢永吉のステッカーとかバスタオルによく書いてある「E.YAZAWA」ってロゴマークみたいなんありますよね。
小学校~中学校の同級生で高橋君(仮名)ってのがおりまして、お世辞にも頭が良いとは言えんようなヤツやったのですが、当時は一応友達ってことでよくツルんで遊んでました。
その頃っていうとヤンキー文化が全盛期でして、ビーバップとか湘爆とかの影響もあって短ランにボンタンとか中ランにドカンとかが違った意味でティーンの制服やった時代でした。
そして高橋君(仮名)はといえば、4つボタンで丈が49cmの短ランにワタリ50cmのボンタンという変態的な変形学生服に身を包み、同級生達がBOOWYとかBUCK-TICKに夢中になってる中(僕はZIGGYとRed Warriorsが好きでした)、『オレはやっぱ永ちゃんやわ~』と常々言うとったのです。
そんなある日、学校に黒のスプレー缶を持ってきた高橋君(仮名)。
カバンの中から勿体ぶって取り出すと、体育館の壁に青春のイライラを叩き付けました。
『ヨ.ZAZAWA』
そうなんです。
高橋君(仮名)はアルファベットの『E』とカタカナの『ヨ』を間違えたんです。
しかも『YAZAWA』じゃなくて『ZAZAWA』ですよ。
クソ田舎の中学生なので違法な薬物に溺れとったわけでもなく、素でこのイカレ具合ですよ。
今となっては伝説ですわある意味。
さらにその数日後、高橋君(仮名)の机には彫刻等で彫ったと思われる文字が。
『失沢氷吉』
なんてこったい。
かれこれ20年以上会ってない高橋君(実名)、今はどこで何しとるんやろか。
ちょっとだけ会ってみたい。
ていうか娘ちゃんの具合は良くなったのか気になってきましたね。
後で電話してみよう。
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