2012-09-20

『ラスト・エクソシズム』


原  題 : The Last Exorcism
監  督 : ダニエル・スタム
製  作 : イーライ・ロス、マーク・エイブラハム、他
出  演 : パトリック・ファビアン、アシュリー・ベル、他
制作年 : 2010年
制作国 : アメリカ
時  間 : 87分
公式サイト



<あらすじ※キネマ旬報社作品紹介より抜粋>
ルイジアナ州バトンルージュ。“悪魔祓い(=エクソシズム)”のベテラン、コットン・マーカス牧師は、“悪魔祓い”の真実を追うドキュメンタリー映画製作に参加する。悪魔の存在を信じていない彼にとって、儀式は信者たちへのサービスにすぎなかったが、近年各地で“悪魔祓い”による事故が多発していた。危険な儀式を止めるべきだと考えたコットンは、真実の告白を決意。儀式がトリックを用いた一種のショーであり、実際には何の効果もない詐欺的行為であることを、カメラの前で明らかにしようというのだ。コットンとディレクターのアイリスはカメラマンを伴って都市部から遠く離れた町アイヴァンウッドへ向かう。キリスト教原理主義者の農家、ルイス・スウィーツァーの16歳の娘ネルが毎夜不審な行動を取り、多くの家畜が惨殺されているという。だが、純朴で可憐なネルに悪魔が憑いているとは考えられなかった。コットンは今まで通り、家具を動かすピアノ線や悪魔の声を流す小型スピーカーなどトリックを利用して儀式を行い、それをアイリスたちに撮影させる。彼の経験では悪魔憑きの多くは精神的なもので、このように儀式による暗示で解決してきた。無事に仕事を終えたコットンたちはモーテルに宿泊するが、真夜中、アイリスに呼び出される。宿泊先を知らないはずのネルが、彼女のベッドに座っていたのだ。ネルを病院へ連れて行き、精密検査を受けさせるコットン。ところが、病院を嫌うルイスは娘を家に連れ帰ってしまう。帰宅したネルの行動は、完全に狂気と化していた。初めての体験に戸惑うコットンと撮影隊の前で、次々と超常現象が発生。恐怖と戦慄がルイス邸を包んでいく。ようやくコットンは、自らの考えが間違っていたことを悟る。“悪魔は間違いなく、実在する”。神に祈るコットンだったが、すべては遅すぎた…。

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P.O.V.で進んでいくモキュメンタリー映画です。
普段この類(オカルトもの)はあんまし観んのですが、前々から気になってたので今回チャレンジしてみました。

ホラー的演出はほぼ無く、オカルトスリラーってとこなんですかね。
刎ね飛ばすとか毟り取るとか叩き潰すとかの描写は皆無なので、そういったのが目当ての人はスルー推奨、そういったのが苦手な人でも安心して観れます。

しかしこのエクソシストという職業、キリスト教圏では一種のカウンセラーとして機能しとるみたいですね。
する方もされる方も、暗黙の了解があるとかなんとか。
うまいこと言うて安心してもらってお金もらえるって、なんというWin-Winの関係なんですか。

やっぱ喰わず嫌いは良くないですね。
結構面白かったです。

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